天ぷらは魚介類、野菜、山菜 等に、衣をつけて油で揚げた料理です。

天ぷらの食べ方マナー

天ぷらの食べ方にはマナーがあるということを知っている人はなかなか少ないのではないかと思います。

普段会席などの改まった席で天ぷらを食べる機会はないという人でも、天ぷらの食べ方について知っておくと、役立つ場面もあるかもしれません。

天ぷらが盛り合わせででてくる場合、実は、この盛り合わせの順番は店によって違っているのではなく、きちんと法則があって決まっているのです。

天ぷらの盛り合わせでは、エビやキスなど淡白な味のものが手前に盛られていて、アナゴなどの濃厚な味のものは後ろ側に盛られています。

これは単に盛り付けの決まりというだけではなく、淡白な味のものから順番に食べていくことが天ぷらをおいしく味わうことができるという、食べる人に配慮した盛り付け方なのです。

ですから、好きなタネから順番に食べていくのではなく、この盛り付けを大きく崩さないように手前に盛られている淡白な味のタネから順番に食べていくことが天ぷらの盛り合わせをおいしく食べることができるコツなのです。

タネには一口では口には収まらない大きなものもあるかもしれませんが、基本的には箸で一口大に切ってから食べるのがマナーです。

箸では切りにくいイカ、エビやレンコンなどは、歯で噛んで食べることになりますが、できるだけ左手か懐紙などで口元を隠して噛み切るところが見えないようにすると上品に食べることができます。

また歯で噛んで食べるときには、食べかけたものを再びお皿に戻さずにそのまま食べてしまうようにします。

エビの尻尾など天ぷらの残りはお皿の隅の方にまとめてそっと置いておきます。

天ぷらの盛り合わせに、天つゆと塩の両方が添えられているときには、好みの方を選んで食べることができますが、天つゆは大根おろしなどをそっと混ぜたら、置いたまま天ぷらを付けずに手に持って食べるのがマナーです。

あと、これはマナーというほどではありませんが、天ぷらはサクサクとした食感が大切ですので、天つゆにくぐらせたものはそのまま置いておかずにすぐに口に運ぶ方が良いでしょう。