天ぷらは魚介類、野菜、山菜 等に、衣をつけて油で揚げた料理です。

梅干しを天ぷらにすると

変り種の天ぷらの中では、天ぷらの盛り合わせの中で時々見かける機会があるかもしれないのが、梅干しの天ぷらです。

梅干しの天ぷらは箸休めとして、他の天ぷらとは少し違った役割を持っています。

梅干しの天ぷらは、単に天ぷらの衣を付けて梅干しを揚げるのではなく、梅干しの塩気を充分に取り除いて、そこに甘く味付けをしてから、梅干しに衣を付けて揚げてあるので、普段はすっぱい梅干しが苦手な人でも、梅干しの天ぷらなら味が違っていて食べられるという人も多いそうです。

梅干しの天ぷらは、甘く味付けをして天ぷらとして揚げてから、またさらにシロップなどに漬け込んで食べるという変わった食べ方もできます。

天ぷらの盛り合わせの中では箸休めの働きをすることができる梅干しの天ぷらですが、うどんに入れば梅干しの天ぷらうどんとなり、天ぷらが入っていながら梅干しのおかげでさっぱりとした味わいになります。

お茶漬けに梅干しの天ぷらを入れて、くずしながら食べることも、面白い梅干しの天ぷらの食べ方です。

梅干しの天ぷらに一緒に添えるものとして相性が良いのは、青じその天ぷらです。

梅干しの天ぷらのようにひと手間を加えることなく、青じその天ぷらは衣を軽く付けたら、サッと揚げるだけで梅干しの横に添えることができます。

梅干しを天ぷらにして食べることは、天ぷらの変り種としてさっぱりとした天ぷらになるということだけではなく、他にも効果が見られます。

梅干しはアルカリ性を持っているので、天ぷらをするときの油が使い古しの油であれば、梅を入れることによって、この油と混ざり、中和させるという働きを持っています。

中和された油に梅干しを入れることによって、さすがに新品の新しい油のようにはいきませんが、充分に生き生きとした油の状態に戻すことが可能となります。

天ぷらを作るときだけではなく、他にも揚げ物などで油を使うときには、試しに梅干しを一緒に幾つか入れて揚げてみてください。

油がみるみるうちによみがえると、その日の揚げ物はカラッとした状態で揚げることができます。